LEEDとは

4.LEED認証を取得するには

BD+C、O+M、NDの評価システムは以下の評価カテゴリーで構成されています。各カテゴリーの評価項目は、選択する評価システムにより異なります。

▽LEED BD+C/ID+Cの評価カテゴリー
【Sustainable Site】サステイナブルな敷地利用
サステイナビリティの観点からプロジェクト用地の立地条件・敷地利用を評価するカテゴリーです。建設現場からの土砂流出飛散防止策の実施、既存開発地の開発、土壌汚染地の浄化利用、公共交通機関への近接性、生物多様性保全、オープンスペースの確保、雨水の流出抑制、ヒートアイランド対策などを評価します。
【Water Efficiency】節水
建物、および、敷地内で使用する上水の削減について評価します。効率的な灌水方法、節水器具の選定、雨水や中水の有効利用により、上水使用量の削減を行うことでポイントを獲得できます。
【Energy & Atmosphere】エネルギーと大気
設備や外皮の省エネ性能、設計者・施工者から独立した第三者による設備のコミッショニング、エネルギーの計測と評価、再生可能エネルギー発電設備の導入、グリーン電力購入、フロン(CFC)冷媒を使用しないことなどを評価します。
【Materials & Resources】材料と資源
建物の運用における廃棄物の分別・リサイクル、建設廃材のリサイクルの促進、リユース建材・再生材料含有建材・地場産材の利用などを評価します。
【Indoor Environmental Quality】屋内環境のクオリティ
換気量の確保、たばこの煙の管理、快適な温熱・光環境、自然光の取り入れ、および、窓からの眺望、快適な室内環境を確保するための低VOC内装材の採用などについて評価します。
【Innovation】革新性
規定の要件を上回る性能や、革新的なアイデアの採用を評価する項目です。 LEED APがプロジェクトチームに参加していることを評価する項目もあります。
【Regional Priority】地域別優先項目
Innovation in DesignとRegional Priorityを除くカテゴリーの評価項目の中から、地域別に6項目が設定されており、その6項目の中で、加点を受けている項目がある場合、4ポイントを上限として1項目ごとに1ポイントずつ、自動的に加算されます。
▽LEED O+Mの評価カテゴリー
【Sustainable Site】サステイナブルな敷地利用
新築時のLEED-NC認証取得有無、建物の外装およびハードスケープの管理計画の策定、植栽の総合的な病害虫管理等、公共交通機関の積極的利用、生物多様性保全、雨水の流出抑制、ヒートアイランド対策、光害の軽減などを評価します。
【Water Efficiency】節水
建物、および、敷地内で使用する上水の削減について評価します。効率的な灌水方法、節水器具の選定、雨水や中水の有効利用により、上水の使用の削減を行うことでポイントを獲得できます。また、水使用量のモニタリングも評価対象に含みます。衛生器具の節水性能の評価では、器具ごとの設置年が1994年以前と以降で、比較対象とする節水基準が異なる点に注意が必要です。
【Energy & Atmosphere】エネルギーと大気
建物のエネルギー性能に関するカテゴリーです。建物のエネルギー監査、一次エネルギー消費原単位によるベンチマーク、省エネ対策の実施、サブメーターの設置やエネルギー使用量のモニタリング、フロン(CFC)冷媒を使用しないことなどを評価します。
【Materials & Resources】材料と資源
建物・敷地で使用する消費財、耐久財、什器、電気製品、食品、建設材料等について、環境に配慮した資材・物品の購入を推進するポリシーの作成と実施状況を評価します。また、日々のビル運営の中で発生する廃棄物についてリサイクルを推奨するための定期的な監査やリサイクルポリシーの作成を評価します。
【Indoor Environmental Quality】屋内環境のクオリティ
換気量の確保、たばこの煙の管理、快適な温熱・光環境、清掃常用の監査、自然光の取り入れ、および、窓からの眺望などについて評価します。また、環境と建物利用者の健康に配慮したグリーン清掃ポリシーの策定と実施状況について評価します。
【Innovation in Design】革新性
規定の要件を上回る性能や、革新的なアイデアの採用を評価する項目です。 LEED APがプロジェクトチームに参加していることを評価する項目もあります。
【Regional Priority】地域別優先項目
Innovation in OperationとRegional Priorityを除くカテゴリーの評価項目の中から、地域別に6項目が設定されており、その6項目の中で、加点を受けている項目がある場合、4ポイントを上限として1項目ごとに1ポイントずつ、自動的に加算されます。
▽LEED NDの評価カテゴリー
【Smart Location & Linkage】スマートな立地選択と敷地利用
開発地の選択と敷地利用について、既存開発地であること、無秩序な開発によるスプロール化の防止、生態系の保全と復元に取り組んでいるかどうか等を評価します。また、公共交通機関、自転車、および、歩道が利用しやすい環境が整備されているかどうかを評価します。
水道、および、交通インフラが既に整っている敷地での開発を優先すること、プロジェクトサイトでの生物生息域・湿地・水域・緑地・農地の保全、洪水リスクの回避なども評価項目に含まれています。
【Neghborhood Pattern & Design】街区のパターンとデザイン
エリアの開発形態とコミュニティデザインについて、歩行者が行き交う、活気あふれる街の快適な歩行空間(ウォーカビリティ)を作ること、交差点(結接点)を増やし、ネットワークの良い街路網を整備すること、適正規模・密度の開発を行うこと等を評価します。また、街区と建物の多様性も重要な評価項目となっています。
【Green Infranstructure & Buildings】グリーンなインフラと建物
開発エリア内のインフラ、および、建物が、環境負荷の低減を目指した設計になっているかどうかを評価します。LEED認証を取得しようとする建物が1棟以上、敷地内に含まれていることが必須要件に定められています。その他に、環境負荷を低減させる手法として省 ・ 再エネ、省資源、節水、廃棄物管理、地域冷暖房の利用についての評価項目があります。また、ヒートアイランド対策、都市型集中豪雨・水害対策、歴史的建築物やランドスケープの保全についても評価を行います。
【Innovation in Design】革新性
LEEDで設定された要件を上回るパフォーマンスや、革新的なアイデアにより、卓越したデザイン(パフォーマンス)を行った設計チームとプロジェクトを評価する項目です。LEED APがプロジェクトチームに参加していることを評価する項目もあります。
【Regional Priority】地域別優先項目
Innovation in DesignとRegional Priorityを除くカテゴリーの評価項目の中から、地域別に6項目が設定されており、その6項目の中で、加点を受けている項目がある場合、4ポイントを上限として1項目ごとに1ポイントずつ、自動的に加算されます。
※アイコンはUSGBC公式HPより転載