People社員インタビュー
入社・転職のきっかけを教えてください。
不動産開発業界でキャリアを積む中で、プロジェクトが新たな自然破壊を伴うケースが多く、持続可能性の欠如に疑問を感じていました。そんな時に出会ったのが、グリーンビルディング認証という概念です。これまでの経験を活かしつつ、持続可能な建築や街づくりを推進できると考え、この分野に飛び込むことを決めました。ヴォンエルフで働くことにより、持続可能な未来を実現するために、自分のスキルと知識を最大限に活かせると感じました。
現在の仕事内容を教えてください。
現在は、LEED BD+C認証のプロジェクトマネージャーとして、建築主や建設会社、認証機関とのコミュニケーションを取り、プロジェクトの進捗管理や認証手続きの調整など、認証の取得を成功に導く役割を担っています。また、LEED for Cities & Communitiesという、都市全体や地域社会を評価する認証にも挑戦しています。さらには、住宅分野での専門性を活かし、WELL for Residentialという新しい認証制度にも取り組み、国内での普及に努めているところです。
これまでの印象深い仕事を教えてください。
入社後に初めてプロジェクトマネージャーとして担当した住宅プロジェクトが、LEED認証取得に繋がったことは、非常に印象深い経験でした。ちょうど学生時代に住んでいた街に計画されたプロジェクトであり、自分の原点ともいえる場所で、新たなキャリアの第一歩を踏み出すことができたのは、その後の業務にも大きな自信に繋がりました。
前職では、どのようなことをしていましたか?
これまで建設会社や不動産コンサルティング会社で、設計監理業務や不動産開発の企画業務を中心に担当してきました。特に集合住宅のプロジェクトを数多く手掛け、形態の異なる様々な住宅開発に携わってきました。
学生時代に学んだこと、今の仕事に役立っていることは何ですか?
大学では工学部建築学科に所属し、建築意匠や都市計画に関する専門知識を学びました。特に、団地の建替えに関する卒業研究がきっかけで、集合住宅の設計や企画に関心を持つようになり、学んだ理論や知識は、現在の業務でも役立っています。
入社して感じたギャップはありますか?
LEED認証業務には、設備関連の知識や英語力が必要であることは理解していましたが、実際にそれを使う業務の中で自分のスキル不足を痛感する場面もありました。それでも、新しいことに挑戦し、外国人社員や他分野の専門家とコミュニケーションを取ることができる環境が私にとってはとても面白く、大きな魅力です。フラットな組織の中で、多様なメンバーと協働しながら、共通の目標に向けてプロジェクトを進めることに大きなやりがいを感じています。
働き方、1日のスケジュールを教えてください。
リモートワークとオフィス勤務を柔軟に使い分けています。特別な予定がない日は午前中を自宅で業務に集中し、午後から出社して打ち合わせや現場確認を行うスタイルです。通勤ラッシュを避けることで、ストレスを大幅に軽減でき、効率的に仕事を進めることが可能です。また、家族との時間を大切にしながら仕事に取り組める環境が整っている点も、非常にありがたいと感じています。
会社や仕事に対しての今の気持ちを教えてください。
グリーンビルディング業界は、経済性と社会的責任を同時に達成できる非常にユニークな分野だと感じています。これまでの建築業界での経験を活かしつつ、環境への配慮や社会への貢献を仕事を通じて実現できることに大きなやりがいを感じます。この会社で働くことは、私のキャリアにおける新たな可能性に繋がっています。
オフの過ごし方
自分の住むマンションにて養蜂プロジェクトを主宰しており、週末の時間はその活動に充てています。マンションの共用部に設置した巣箱を通じて、マンションの住民や地域の方々と一緒に養蜂を楽しみ、ハチミツの収穫や養蜂スクールの運営を通じたコミュニティ活動を行っています。