People社員インタビュー
入社・転職のきっかけを教えてください。
設計の実務では、クライアントからコスト削減を求められる場面に何度も直面しました。要望を満たす建物を作ることは、もちろん大切なことですが、まだまだ日本の社会はコスト削減とセットの「省エネ」にとどまっていることを痛感し、社会の意識をアップデートするような仕事をしたいと思うようになりました。
ヴォンエルフはLEEDなどの環境認証を通して、クライアントはもちろん、設計者や施工者といった様々な人たちに、私たちは「省エネ建築」ではなく「サステイナブルな社会」をつくらなければならないというメッセージを伝えられるのではないかと思い、転職することにしました。
現在の仕事内容を教えてください。
LEED BD+C の認証取得を目指すプロジェクトで、プロジェクトマネージャーとしてコンサルティング業務を行っています。また、その他にもLEED 認証で求められるエネルギーシミュレーションやデイライトシミュレーション、コミッショニングなどの業務にも携わっています。業務内容は幅広いですが、LEED の全体を把握することができ、その分やりがいも大きいです。
これまでの印象深い仕事を教えてください。
行政とのプロジェクトでは、日本のZEBとアメリカのASHRAE基準との比較調査を担当しました。このような業務を通じて、民間だけではない多様なステークホルダーが国際的な環境認証に関心を持ち始めていることを実感し、サステイナビリティ市場が今後さらに拡大していくことを確信しました。
前職では、どのようなことをしていましたか?
新卒で入社した会社では、設備設計者として約3年半勤務しました。設備設計業務では、戸建住宅から公共施設まで、多様な用途や規模のプロジェクトに携わってきました。また、環境シミュレーションの実施や温室効果ガス排出量削減のロードマップ策定など、幅広い分野の業務にも取り組んできました。
学生時代に学んだこと、今の仕事に役立っていることは何ですか?
大学では建築学科の環境系研究室に所属し、太陽熱を活用した戸建住宅の快適性について研究しました。省エネと快適性を両立するのはなかなか難しいのですが、とても面白いテーマでした。大学で環境工学の基礎知識を身につけられたことや、たくさんの住宅実測を行って得た知見などは、現在の仕事でも大いに役立っています。
入社して感じたギャップはありますか?
ヴォンエルフは想像以上にアットホームで温かみのある会社でした。社員同士の関係はフラットで、役員との距離も近く、気軽にコミュニケーションをとることができるところがとても魅力的です。市ヶ谷オフィスでのヨガ教室を提案した際、すぐに実現に至り、今では月に一度、対面とリモートを組み合わせたハイブリッド形式で定期的に開催できるようになりました。社員の意見が迅速に反映される柔軟さも、ヴォンエルフの大きな魅力の一つだと感じます。
働き方、1日のスケジュールを教えてください。
週4日はリモートワーク、週1日は市ヶ谷のオフィスまたはサテライトオフィスに出社しています。オンラインヨガやリフレッシュ休憩も取り入れながら、バランスの取れた働き方を実践しています。
以下は、ある一日のスケジュールです。
9:00 始業
・メールの確認
・会社全体の朝会やチームミーティング等
12:30-13:30 昼休憩
・社外打合せ
・申請のための資料作成や調査など
17:00-18:00
・オンラインヨガ
18:00 終業
会社や仕事に対しての今の気持ちを教えてください。
ヴォンエルフは働きやすい環境で、新しい分野にも積極的に挑戦できる場が与えられています。多様なバックグラウンドを持つ同僚からのサポートもあり、日々やりがいを感じています。自分の成長を後押ししてくれる社風が魅力です。
オフの過ごし方
現在は、一級建築士の資格取得に向けて週末は試験勉強に取り組んでいます。休暇が取りやすい職場環境のおかげで、学習時間も十分に確保できています。資格取得後は、同僚や家族とキャンプや旅行を楽しむ予定です。