認証取得・ESGコンサルティング – 株式会社ヴォンエルフ

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Certifications 各評価制度

EarthCheck はオーストラリアに拠点を置く EarthCheck Pty Ltd によって運営され、観光・ホスピタリティ産業を中心に 70 か国以上で活用されています。世界各地のホテル、リゾート、テーマパーク、地域コミュニティなどが、このシステムを通して環境負荷の低減を実現しています。

1. EarthCheck Certifiedとは

EarthCheck Certifiedは、持続可能な旅行と観光のためにホテル、リゾート、観光施設などの個別事業者を対象とした世界で唯一の国際的なサステナビリティ認証プログラムです。オーストラリアの持続可能な観光に関する共同研究センターによって、10年以上にわたり開発された科学的手法に基づき、施設の環境パフォーマンスを定量的に評価します。また、IPCCやWBCSD、ISO14064/14001/50001/26000/9001、GRIガイドライン、SDGsなどに準拠しており、CDPの検証済みプログラムとして認定されています。エネルギー、温室効果ガス、水資源、廃棄物などの指標を測定することで、持続可能な運営を実現します。
EarthCheck Certifiedは、施設単位で環境負荷を科学的に測定し、国際基準に沿った改善を促す認証プログラムです。継続的な改善を通じて、施設のブランド価値を高め、持続可能な運営を世界に示すことができます。

2. 対象

・ ホテル、リゾート、研修施設、観光施設などの単体施設
・ 新築・既存問わず、運営データを収集できる事業所(新築は、稼働後にデータを取れる場合に対象)

3. 評価項目

EarthCheck Certifiedでは、施設の持続可能性を環境・社会・経済の視点から評価します。
主な7つの評価項目は以下の通り:

  • ・ エネルギー
  • ・ 水資源管理
  • ・ 温室効果ガス
  • ・ 有害物質管理
  • ・ コミュニティや従業員への影響
  • ・ 紙の使用
  • ・ 廃棄物

4. EarthCheck Coordinator

EarthCheck Certified プログラムでは、プロジェクトの推進役として EarthCheck Coordinator を任命します。併せて、経営層の承認を得たうえで、組織内にサステナビリティチームを設置する必要があります。
EarthCheck Coordinator とサステナビリティチームには、組織内で明確に定義された責任が付与されます。また、各自が役割を果たすために必要な専門トレーニングを修了し、サステナビリティマネジメントシステムを確実かつ効果的に実施できるよう、十分な財政的・技術的・人的リソースが組織から提供されなければなりません。

5. 認証プロセス

EarthCheck Destinationは、地域の状況や成熟度に応じて段階的に取り組めるステップ制を採用しています。現状把握から始め、継続的な改善を重ねながら、認証取得・維持へと進むプロセスです。

ステップ1〜3|ベンチマーキング
 Step 1:登録・体制構築
  対象施設や関係者、評価範囲を整理し、取組を開始
 Step 2:データ収集・整理、サステナビリティポリシーの作成
  エネルギー、温室効果ガス、水資源などに関するデータを収集・整理、サステナビリティポリシーの作成
 Step 3:ベンチマーキング
  定量指標を用いて現状を評価し、強みや課題、改善の方向性を明確化

ステップ4〜6|認証取得・維持
 Step 4:取組の実施・改善
  ベンチマーキング結果を踏まえ、優先度の高い課題に対する改善策を実行
 Step 5:第三者審査
  外部の第三者審査を受け、基準への適合性を確認
 Step 6:認証取得・継続的改善
  認証取得後も定期的な評価と改善を行い、持続可能な施設としての取組を継続

6. 評価ランク

EarthCheck Certifiedでは、取組の継続年数に応じて認証レベルが段階的に付与されます。認証は一度取得して終わりではなく、継続的な改善と実績の積み重ねによって、より高い評価へとステップアップしていきます。

評価 継続年数
Bronze (初年度)
Silver (1〜4年)
Gold (5〜9年)
Platinum (10〜14年)
Master (15年以上)

認証取得後は、ロゴの使用や広報ツールの提供を通じて、地域の取組や成果を国内外に発信することが可能です。

7. 認証取得にかかる費用

認証取得には、プロジェクト登録費、審査費、コンサルティング費などが必要です。費用は、プロジェクト規模、評価範囲によって異なります。

注:EarthCheck Pty Ltdは、ここで紹介されたEarthCheck認証の要約や和訳に関与しておらず、全てヴォンエルフによる編集です。詳細はこちらをご参照ください。

https://earthcheck.org/


1. EarthCheck Sustainable Destinationとは

EarthCheck Sustainable Destinationは、持続可能な観光地づくりを対象とした、世界で唯一の国際的なベンチマーキングおよび認証プログラムです。オーストラリアで開発された科学的知見とデータに基づき、観光地全体の環境・社会パフォーマンスを体系的に評価します。
国連の持続可能な開発原則やGSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)の認証基準に準拠し、12の評価エリアをSDGsの17目標と対応づけることで、地域の取組や成果を可視化できる点が特徴です。定性的な取組に加え、定量的な指標によって進捗を把握することで、SDGsを理念にとどめず、具体的な行動と成果につなげることを目指しています。
EarthCheck Sustainable Destinationは、観光地を「点」ではなく地域全体として捉え、環境・社会・経済の取組を国際基準に沿って可視化する認証プログラムです。段階的なプロセスにより、地域の状況に応じて無理なく取組を進めながら、持続可能性を理念にとどめず、地域の価値や観光体験として世界に示すことを可能にします。

2. 対象

観光を地域の重要な産業とする区域、地区、自治体、広域エリアなど
(都市、リゾート地、自然観光地域、文化観光地域を含む)

3. 評価項目

EarthCheck Sustainable Destinationでは、観光地としての持続可能性を、環境・文化・社会・経済の4つの視点から総合的に評価します。エネルギーや温室効果ガス、水資源、生態系といった環境面に加え、地域文化の継承、雇用や経済的な波及効果までを含めて捉える点が特徴です。
評価項目は、観光地が世界共通で直面する課題を踏まえた12項目で構成されており、定量的な指標による評価を基本としつつ、地域の特性に応じた独自指標を加えることも可能です。これにより、国際基準との整合性を保ちながら、「その地域らしい持続可能性」を明確に示すことができます。

  • ・ エネルギー
  • ・ 温室効果ガス
  • ・ 大気・騒音・光害
  • ・ 水資源管理
  • ・ 排水・水環境
  • ・ 生態系保全
  • ・ 土地利用・開発
  • ・ 交通
  • ・ 廃棄物
  • ・ 有害物質管理
  • ・ 文化・社会
  • ・ 経済

4. Destination Authority

EarthCheck Sustainable Destinationでは、地域全体の取組を進める中心的な存在として「Destination Authority」を位置づけており、自治体や観光組織、業界団体など、地域を代表する主体が例として挙げられます。
Destination Authorityは、評価対象エリアの設定やデータのとりまとめ、関係者との調整・情報共有を通じて、地域全体の参加を促進し、共通の目標と方向性を示すことで、持続可能な観光地づくりを着実に前進させる“推進役”となります。

5. 認証プロセス

EarthCheck Sustainable Destinationは、地域の状況や成熟度に応じて段階的に取り組めるステップ制を採用しています。現状把握から始め、継続的な改善を重ねながら、認証取得・維持へと進むプロセスです。

ステップ1〜3|ベンチマーキング
 Step 1:登録・体制構築
 Destination Authorityを中心に、対象エリアや関係者、評価範囲を整理し、取組を開始
 Step 2:データ収集・整理
  エネルギー、温室効果ガス、水資源、社会的取組などに関するデータを収集・整理
 Step 3:ベンチマーキング
  定量指標を用いて現状を評価し、強みや課題、改善の方向性を明確化

ステップ4〜6|認証取得・維持
 Step 4:取組の実施・改善
  ベンチマーキング結果を踏まえ、優先度の高い課題に対する改善策を実行
 Step 5:第三者審査
  外部の第三者審査を受け、基準への適合性を確認
 Step 6:認証取得・継続的改善
  認証取得後も定期的な評価と改善を行い、持続可能な観光地としての取組を継続

6. 評価ランク

EarthCheck Sustainable Destinationでは、取組の継続年数に応じて認証レベルが段階的に付与されます。認証は一度取得して終わりではなく、継続的な改善と実績の積み重ねによって、より高い評価へとステップアップしていきます。

評価 継続年数
Silver (1〜4年)
Gold (5〜9年)
Platinum (10〜14年)
Master (15年以上)

認証取得後は、ロゴの使用や広報ツールの提供を通じて、地域の取組や成果を国内外に発信することが可能です。

7. 認証取得にかかる費用

認証取得には、プロジェクト登録費、審査費、コンサルティング費などが必要です。費用は、プロジェクト規模、評価範囲によって異なります。

注:EarthCheck Pty Ltdは、ここで紹介されたEarthCheck認証の要約や和訳に関与しておらず、全てヴォンエルフによる編集です。詳細はこちらをご参照ください。

https://earthcheck.org/


1. EarthCheck Designとは

EarthCheck Designは、持続可能な建築や開発プロジェクトを評価する国際的な認証制度で、観光施設やリゾート開発を中心に、環境負荷を低減しながら高品質な施設を実現するためのフレームワークを提供します。国際的に広く認知されている EarthCheck 認証プログラムの一部として運営され、気候変動対策、資源効率、廃棄物削減、地域社会への配慮など、多面的なサステナビリティ成果を評価します。

EarthCheck Designは、建物が竣工するまでの「設計・施工段階」で環境性能を評価する制度です。建物のライフサイクルを通して環境負荷を最小化することを目的に、計画段階から施工・運営に関わる明確な目標設定とパフォーマンス基準を提示する点が特徴です。
主な目的は以下のとおりです。
・ 気候変動の緩和(エネルギー効率化・再エネ活用など)
・ 水資源の適切な利用と保全
・ 廃棄物の削減と循環型資源利用
・ 土地利用の最適化と生態系保全
・ 污染防止・環境リスク管理
・ 地域社会・ステークホルダーへの配慮

EarthCheck Designは、建物が竣工した後に実績を評価する「EarthCheck Benchmarking & Certification」と組み合わせることで、長期的に環境性能の維持・向上を支援する仕組みとなっています。

2. 対象

EarthCheck Designは、特に下記のプロジェクトで多く利用されています。

  • ホテル・リゾート
  • 商業施設
  • 公共施設
  • テーマパーク・観光施設
  • 地域開発プロジェクト(リゾートタウン等)
  • オフィスビル・集合住宅(特に観光・ホスピタリティと関わりのある開発)

特に観光・ホスピタリティ分野での導入が盛んであり、世界中のリゾート開発が EarthCheck 認証を取得しています。設計段階での環境配慮を可視化することで、事業者の ESG 価値向上にも寄与しています。また、新築だけでなく大規模改修(Major Renovation)にも適用可能で、建築設計段階でサステナビリティ目標を組み込むことで、建物の環境性能を高いレベルで確保することができます。

3. 評価項目

EarthCheck Designでは、環境負荷の低減と持続可能な建築を実現するため、複数の評価項目を設けています。評価項目は、科学的なベンチマークに基づき設計されており、各項目の要件を満たすことで認証獲得に必要なポイントを取得します。

SUSTAINABILITY APPROACH(サステナビリティアプローチ)

プロジェクト全体を通じて持続可能性を実現する基本的枠組み。方針明文化、計画概要、学際的チーム編成、法令遵守、持続可能な施工、デジタル資産管理、リスク管理、地域・利害関係者との協議、知識の伝達などを通じて、設計段階から環境・社会・経済の三側面に配慮した開発を確保する。

ENERGY(エネルギー)

建物の運用に伴うエネルギー消費と温室効果ガス排出を最小化する戦略と設計。省エネルギー設計、パッシブデザイン、再生可能エネルギー導入、高効率設備の採用、エネルギーモデリング・管理により、建物のエネルギーパフォーマンスを最適化する。

WATER(水)

給水・排水の設計を通じて新鮮水消費を抑え、水の循環と再利用を促進。節水型設備導入、雨水・グレーウォーター再利用、廃水処理・管理、水消費量モデリングなどにより、水資源の効率的利用を保証する。

SOLID WASTE(廃棄物管理)

建設・運用時の廃棄物を最小化し、リデュース/リユース/リサイクルのサイクルを構築。建設廃棄物削減、運用廃棄物管理、廃棄物削減戦略・管理計画の導入により環境負荷を抑制する。

LAND USE PLANNING & BIODIVERSITY(土地利用計画と生物多様性)

敷地選定から設計・建設・ランドスケープに至るまで、生態系・自然環境・文化資産への影響を最小化。既存敷地活用、生態系価値保全・再生、建物フットプリント最適化により土地利用と自然環境の調和を図る。

SUSTAINABLE MATERIALS & RESOURCE CONSERVATION(持続可能な資材と資源保全)

環境負荷の低い素材や長寿命・再利用可能な構造を採用。ライフサイクル分析 (LCA) 活用、材料使用最適化、不用材削減、解体・再利用を見据えた設計により資源効率と循環性を向上させる。

ENVIRONMENTAL HEALTH & POLLUTION CONTROL(環境衛生・汚染制御)

建物内部・周辺環境が利用者・地域社会にとって安全かつ快適であることを確保。冷媒管理、室内空気質 (IAQ)、照明・自然光利用、音・騒音対策、熱環境、光害・大気汚染、廃棄物・排水管理により健康・快適性と環境配慮を両立する。

TRANSPORT(交通)

利用者・訪問者・地域住民の移動に関して環境負荷の少ない交通手段を促進。公共交通活用、アクティブ輸送 (歩行・自転車)、EV対応、カーシェア・共有車両インフラ整備により交通起因のCO₂排出や環境負荷を抑制する。

SOCIAL, CULTURAL & ECONOMIC CONSIDERATIONS(社会・文化・経済的配慮)

プロジェクトが地域社会の文化・歴史・経済・雇用・包摂性・教育・アクセシビリティに配慮し、社会的価値を創出。歴史・文化資産尊重、障がい者対応、地域雇用・地元経済貢献、教育・研修機会、コミュニティ連携を通じて持続可能性を実現する。

INNOVATIVE(イノベーション)

既存の設計・建設・運営の枠を超えた新技術・プロセス・方法論を導入。省エネ・資源循環・環境保全・地域貢献の革新的取り組みを支援・評価し、持続可能性向上と先進プロジェクトの促進を目指す。

4. EarthCheck認定プロフェッショナル

EarthCheck認定プロフェッショナル(EarthCheck Design Accredited Professional)とは、環境工学、建築、持続可能性マネジメントの専門知識を有し、プロジェクトが基準を満たすための計画策定や技術支援を担当する専門家です。EarthCheck Design Accredited Professionalが設計段階から参画することで、認証取得に必要な文書の整備やサステナブルデザインの採用を効果的に進めることができます。
ヴォンエルフにも有資格者が複数在籍しています。

5. 認証プロセス

EarthCheck Design認証は、計画段階の早期から評価プロセスに取り組むことが求められます。

<申請手順>
1.プロジェクト登録
EarthCheck のオンラインプラットフォームにプロジェクト情報(所在地、建物概要、開発スケジュールなど)を登録します。
2.環境ベンチマークの分析
審査機関より与えられるプロジェクトの立地や特性に応じたベンチマーク指標(エネルギー、水、廃棄物、GHG など)を分析し、改善目標を設定します。
3.デザインレビュー(Design Assessment)
EarthCheck の評価基準に基づき、計画・設計内容が持続可能性要件を満たしているか評価を受けます。
4.必要文書の提出
技術資料、シミュレーション結果、設計書、環境方針などの提出を行います。
5.審査と認証交付
審査官による確認後、要件を満たした場合に EarthCheck Design認証が付与されます。
6. 竣工後の継続評価(任意)
運用開始後に EarthCheck Benchmarking & Certification を取得することで、継続的な性能評価が可能になります。

6. 評価ランク

EarthCheck Designの評価は、「Silver(シルバー)」「Gold(ゴールド)」「Platinum(プラチナ)」の3段階で構成されます。

評価 達成基準
Silver(シルバー) 国際的なベストプラクティス水準を達成
Gold(ゴールド) 国際的なベストプラクティス水準を10%以上上回る 評価達成
Platinum(プラチナ) 国際的なベストプラクティス水準を20%以上上回る 評価達成

ランクは、提出文書と各要件に対する資料内容の評価に基づき決定されます。

7. 認証取得にかかる費用

認証取得には、プロジェクト登録費、審査費、コンサルティング費などが必要です。費用は、プロジェクト規模、評価範囲、施設の用途によって異なります。
詳細な費用はプロジェクト情報の共有を経て、明示されます。